コラム
北九州の伐採・特殊伐採・造園
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「木が高くなりすぎたけど、ご近所さんの視線も気になるし、台風で倒れたらどうしよう」
「剪定だけで10万円!?これって普通なの」
そのような悩みをお持ちではございませんか。
高くなりすぎた木は、放置すれば、越境トラブルや倒木リスク、害虫の発生など、さらなる悩みの種になりかねません。
ですが、高額な費用は大きな負担ですよね。
この記事を読めば、
これら全てが分かり、納得して行動に移せるようになります。
弊社「北九緑土」は昭和58年創業。九州電力様をはじめ、公共や大手企業様からご依頼をいただくなど、北九州市で長年培ってきた高い技術力と豊富な実績が強みです。ご相談・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
目次

剪定料金を知る第一歩は、対象となる木の「高さ」を知ることです。ご自宅の木の高さを目安に、一般的な料金相場と、知っておきたい料金体系の基本を確認しましょう。
正確な計測は難しいですが、建物と比較するとおおよその高さが分かります。業者に伝える際の参考にしてください。
| 木の高さ | 建物を基準にした目安 |
|---|---|
| ~3m | 1階の屋根・窓の上あたり |
| 3m~5m | 2階の窓の下あたり |
| 5m~7m | 2階の屋根・窓の上あたり |
| 7m~ | 2階建ての屋根を大きく超える高さ |
木の高さが上がるにつれて、作業の危険度が増し、特殊な技術や機材が必要になるため、料金は高くなる傾向にあります。
| 木の高さ | 料金相場(1本あたり) | 作業内容・難易度の目安 |
|---|---|---|
| ~3m | 3,000円~8,000円 | 低い脚立で対応可能、比較的安全な作業 |
| 3m~5m | 8,000円~15,000円 | 脚立・ハシゴが必要、やや注意が必要 |
| 5m~7m | 15,000円~30,000円 | 高所作業の専門技術が必要、危険度が増す |
| 7m~ | 30,000円~ +特殊作業費等 | 高所作業車やクレーンが必要な場合も。 非常に危険 |
※注意:上記はあくまで目安です。松などの手入れに時間がかかる樹種、枝葉の茂り具合、作業場所の状況(傾斜地、狭い場所など)によって料金は大きく変動します。
業者によって料金体系が異なります。それぞれの特徴を知り、ご自身の状況に合った方を選びましょう。
| 料金体系 | お得なケース |
|---|---|
| 単価制 |
|
| 日当制(時給制) |
|
チェックポイント: 見積もり依頼時に「単価制だといくら?」「日当制だとどうなりますか?」と両方のパターンで確認してみるのがおすすめです。総額だけでなく、作業内容と時間も考慮して比較しましょう。

高木剪定が高額になる主な理由は「①安全対策費」「②重機使用料」「③ゴミ処分費」です。これらは安全確保と適正処理に必須のコストであり、相場より高く見えても「ぼったくり」とは限りません。なぜこれらの費用がかかるのか、見積書の内訳を分析しながら原因を徹底解説します。
同じ「剪定」でも、木の状況が違えば料金は全く異なります。2つの見積書の内訳例で、その差を具体的に見てみましょう。
40,000円(税別)
【内訳】
120,000円(税別)
【内訳】
分析解説
5mを超える高所作業は、常に転落のリスクと隣り合わせです。熟練の技術と万全の安全対策が必要となるため、「高所作業費」や「危険手当」が加算されます。また、傾斜地や電線の近く、建物のすぐそばなど、作業環境が悪ければ悪いほど、リスクと手間が増え、料金も上がります。
7mを超えるような高木や人力では安全確保が難しい場所での作業には、高所作業車やクレーン車が不可欠です。 これらの重機は、レンタル料だけでなく、現場までの運搬費、資格を持ったオペレーターの人件費もかかります。これが数万円単位になるため、見積もり額を大きく押し上げる原因となります。安全のためには省略できないコストです。
高木を剪定すると、想像以上に大量の枝葉が出ます。これを処分場まで運搬し、適切に処理するための費用がかかります。通常、軽トラック、2tトラックなど、使用するトラックのサイズ(=ゴミの量)に応じて料金が決まります。太い幹を処分する場合は、「産業廃棄物」扱いとなり、一般の枝葉よりも処分費用が高くなることがあります。見積もりに「処分費込み」かどうか必ず確認しましょう。
木の種類によっても、剪定の手間は変わります。
業者も事業として運営しているため、現場までのガソリン代や高速代(出張費)、現場に駐車スペースがない場合のコインパーキング代などが経費として計上されます。遠方の業者に依頼すると、出張費が高くなる可能性があります。

高くなりすぎた木を放置すると、「①越境トラブル」「②倒木・枝折れ事故」「③病害虫の発生」といった深刻なリスクを引き起こします。特に倒木や枝折れは人身事故や家屋の損壊につながるため、見積もりが高額に感じても先延ばしにせず、早めに対処することが重要です。
(参考)三羽総合法律事務所:隣家の越境物による所有権侵害の法律相談
(参考)NTT西日本:電気通信設備保護のための樹木伐採・せん定に関するご協力のお願い

高木剪定の費用を抑える最も効果的かつ簡単な方法は「①最低3社の相見積もりを取る」ことです。さらに「②ゴミの自己処分」や「③閑散期(冬場)の依頼」を組み合わせれば、数万円単位での節約も可能です。すぐに実践できる具体的な節約術を解説します。
これは最も重要かつ効果的な節約術です。1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか、適正なのか判断できません。
比較のポイント
見積もりの中で意外と大きな割合を占めるのが「ゴミ処分費」。もしご自身で対応可能であれば、大幅な節約につながる可能性があります。
注意点
業者の仕事が比較的少ない時期を狙うのも一つの手です。
ポイント
可能性は高くありませんが、自治体によっては、倒木の危険性が高い「危険木」の伐採や、緑化推進に関する補助金・助成金制度が存在する場合があります。
注意点

5mを超えるような高木剪定は、安全と技術力を最優先し「③植木屋・造園・伐採業者」へ依頼するのが正解です。料金が安い「①便利屋・何でも屋」は、高所作業を断るか、万が一の事故の際に保険が適用されないリスクがあります。各依頼先の特徴を比較し、なぜ業者が最適なのかを解説します。
| 業者タイプ | 料金相場 | 高木対応 (5m以上) | 専門技術 | 安全性 (保険) | 手軽さ | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ①便利屋・ 何でも屋 | ○ 比較的安価 | △ 要確認 | △ 差が大きい | △ 要確認 | ◎ 手軽 | 費用を抑えたいが、業者選びの目利きに自信があり、 万が一のリスクも許容できる人。 |
| ②ホームセンター等 (取次) | △ 中間 | ○ 対応可が多い | ○ 質次第 | ○ 比較的安心 | ○ 手軽 | 窓口のブランド力に安心感を求める人。 ただし、実際の作業は下請け業者。 |
| ③植木屋・造園・ 伐採業者 | × 比較的高額 | ◎ 得意分野 | ◎ 高い | ◎ 完備 | △ 手間 | 5m以上の高木、難作業、 安全・仕上がり・確実性を最重視する人。(強く推奨) |
便利屋・何でも屋は、安全上の理由から高木剪定を断るケースがほとんどです。また、対応できたとしても、専門的な高所作業の技術や安全装備、万が一の事故に備える損害賠償保険が不十分な場合があります。
伐採業者などは、高所作業に関する特別な教育を受け、専用の機材(高所作業車、ロープワーク技術など)を駆使し、損害賠償保険に加入して作業に臨みます。
料金が高くなるのは、それだけ安全と専門技術にコストをかけているからです。7mを超えるような高木や、家のすぐそば・電線近くなどの危険な作業は、迷わず業者にご依頼ください。 それが、結果的に最も安全で確実な方法です。

将来的なコストと管理の手間をゼロにするなら「伐採」、木を残したいなら「芯止め剪定+定期メンテナンス」が選択肢となります。高額な剪定を繰り返さないためにも、「木への愛着」「今後のコスト負担」「倒木リスク」の3点を基準に、長期的な方針を決定することが重要です。
いくつかの質問に答えるだけで、あなたにとってどちらの選択がより合っているかの目安が分かります。
木を残したい場合の選択肢です。ただし、高くなりすぎた木の場合は、単に枝を切るだけでなく、高さを抑えるための「芯止め」という作業が必要になることが多いです。
解説:「芯止め」とは?高さを抑えるための最終手段
今後の管理の手間やコスト、リスクを考え、木を根本からなくす選択肢です。伐採・抜根は状況によっては、最も合理的で安全な方法だと考えています。
【伐採・抜根費用の相場】
| 項目 | 内容・詳細 |
|---|---|
| 伐採費用 | 剪定と同様に「高さ」「幹の太さ」「重機使用の有無」「作業環境」で大きく変動します。 (剪定より危険度が増す場合、高額になることもあります) |
| 抜根(根の除去)費用 | 伐採とは別の作業です。 重機(パワーショベルなど)が必要になることが多く、数万円~の追加費用がかかります。 |
| 見積もり時のポイント | 以下の2点を必ず確認する必要があります。
|
どんな場合に伐採が推奨されるか?

優良な業者を見抜くには、契約前に「①詳細な見積書(一式表記でないか)」「②高木作業の実績」「③損害賠償責任保険の加入有無」の3点を必ず確認してください。特に保険の確認を怠ると、万が一の物損事故の際に泣き寝入りになる危険があります。悪徳業者を回避する具体的なチェックリストを解説します。
このリストを使って、見積もり時や問い合わせ時にしっかりチェックしましょう。一つでも「?」が付く場合は要注意です。
□ 見積書の内訳は詳細か?(「一式」表記に注意!)
作業内容(剪定、伐採、抜根)、単価、数量、諸経費などが具体的に記載されていますか? 「一式」が多い見積もりは、後で「これは含まれていない」と言われるリスクがあります。
□ 追加料金の可能性と条件の説明はあったか?
「作業中に予期せぬ事態が発生した場合、追加料金はかかりますか?」「その場合、いくらくらいですか?」と事前に確認しましょう。説明が曖昧な業者は避けましょう。
□ 高木剪定・伐採の実績は豊富か?(HPで施工事例を確認)
作業実績(写真付きだと尚良い)がホームページ等で確認できますか?
□ 損害賠償責任保険に加入しているか?(証書コピーの提示依頼も有効)
最重要項目の一つです。「万が一、作業中に家や車を傷つけたら保険で対応できますか?」と必ず確認しましょう。口頭だけでなく、保険証書のコピーを見せてもらうのが確実です。
□ あなたの要望を丁寧にヒアリングしてくれたか?
「どのくらいの高さにしたい」「この枝は残したい」といった要望を、一方的に否定せず、親身になって聞いてくれましたか?
□ 作業内容やリスクについて分かりやすい説明があったか?
少しでも「おかしいな」と感じたら、すぐに契約せず、冷静に対処しましょう。
対処法
(参考)消費者庁:消費者ホットライン188
最後に、高くなりすぎた木の剪定や伐採に関して、お客様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
この記事では、高くなりすぎた木の剪定料金について、相場から高額になる理由、費用を抑えるコツ、そして将来を見据えた「剪定」「伐採」の判断基準、失敗しない業者選びまで、詳しく解説してきました。
最後に、大切なポイントをまとめます。
高額な見積もりに驚かれたかもしれませんが、この記事をとおして、その理由や対処法が見えてきたのではないでしょうか。高くなりすぎた木を放置することが一番のリスクです。
まずは勇気を出して、信頼できる業者に無料の現地調査と見積もりを依頼することから始めてみませんか? 業者に相談することで、あなたの木の状況に合わせた最適な解決策と、納得のいく費用が見つかるはずです。
北九州市および近郊で、高くなりすぎた木の伐採にお悩みなら、弊社「北九緑土」にお任せください。昭和58年創業、九州電力様からも信頼される豊富な実績と高い技術力で、難易度の高い特殊伐採にも対応可能です。
お客様のご要望を丁寧にお伺いし、長期的な視点も踏まえて最適なプランをご提案いたします。