コラム
北九州の伐採・特殊伐採・造園
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コラム

「いつの間にか屋根よりも高くなった庭の木が、台風で倒れないか心配」
「伐採を依頼したいけど、ここまで大きな木だと費用も高くなりそう」
長年放置してしまった庭木が、いつの間にか10mクラスの高さになり、不安を感じていませんか。
10mというと、一般的な3階建てのビルに相当する高さです。
ここまで育ってしまうと、自分での手入れは不可能ですし、「落ち葉が迷惑」「電線にかかっている」といった苦情が入るのも時間の問題かもしれません。
ですが、いざ業者に頼もうとしても費用面の不安が大きく、なかなか電話をかけられないというお悩みもあるはずです。
そんな不安を解消するために、以下のポイントをプロの視点で詳しく解説いたします。
弊社「北九緑土」は、北九州市で昭和58年(1983年)より40年以上にわたり、九州電力様をはじめ公共・大手企業様からのご依頼や、神社仏閣などの難所での特殊伐採を数多く手掛けてきました。
見積もりは無料ですので、「庭の木が大きくなりすぎて困っている」「まずは概算費用だけでも知りたい」とお困りの方は、お気軽にご相談ください。
目次

10mの木を伐採する場合、木の太さや種類にもよりますが、1本あたり50,000円〜が最低ラインの目安です。 ただし、これはあくまで「木を切る作業代」のみです。実際には、これに諸経費が加算されます。
| 木の高さ | 建物との比較目安 | 伐採単価(1本あたり) |
|---|---|---|
| 低木(〜3m) | 1階の軒下 | 3,000円 〜 5,000円 |
| 中木(3m〜5m) | 2階の窓付近 | 10,000円 〜 15,000円 |
| 高木(5m〜7m) | 2階の屋根 | 15,000円 〜 30,000円 |
| 巨木(7m〜10m) | 3階建て相当 | 30,000円 〜 50,000円 |
| 10m以上 | マンション4階〜 | 要見積もり(特殊伐採) |
業者によって木の伐採の費用体系はさまざまですが、一般的に高さごとの単価設定は上記のようになっています。
10mクラスがいかに特殊で、費用が上がりやすいラインであるかがお分かりいただけるはずです。
また、直径30cm以上などの幹周りが太い木の多くは、さらに割増料金が発生します。
チラシなどで「伐採1本 ◯◯円〜!」という激安価格を見かけることがありますが、最終的な支払額がその金額で収まることはまずありません。 木の伐採を依頼する場合、見積書の内訳は大きく分けて以下の3つの要素で構成されます。
10mクラスになると、軽トラック1台では到底ゴミが乗り切らないため、大きめのトラックが必要になります。そのため、処分費だけでも数万円単位になるケースも少なくありません。
つまり、「木を切る値段」と「木を片付ける値段」をセットで考える必要があります。
木の伐採費用は、業者によって見積もり額が2倍、3倍と違うケースも珍しくありませんが、これは必ずしも高い見積もり額の業者が悪質なわけではありません。
見積もりによって金額が大きく違うのは、「どうやって切るか」の部分が違うからです。
たとえば、 クレーン車で木を吊り上げ、根元から一気に切断できる場合は、作業時間が短く済むため費用が安くなります。
一方、クレーンが入らない場合は、職人が木に登って少しずつ枝を切り落とさなくてはなりません。その場合、高度な技術と危険手当、長い作業時間が必要なため、費用が高くなります。
見積もりの金額を見る際は、「どのような方法で作業する想定なのか」を確認することが大切です。

「10mの木」という条件は同じでも、総額が5万円で済むこともあれば、30万円を超えることもあります。この差を生む大きな要因は、木が立っている場所の環境です。
以下の条件に当てはまる場合、追加費用が発生する可能性が高いと覚悟しておきましょう。
重機を活用できない狭い場所での作業を依頼する場合は、相場以上の費用を覚悟しておかなくてはなりません。
通常、10mの高さでの作業は、高所作業車やクレーン車を使います。しかし、重機が入るには道路幅や駐車スペースが必要です。 「家の前の道が狭い」「玄関から庭までの通路が狭くて重機が通れない」といった場合、職人がロープを使って木に登る「空師(そらし)」の技術が必要になります。
この作業は命がけであり、限られた職人にしかできません。そのため、機械を使えない狭い場所での伐採は、技術料として費用が大幅に上がります。
木の近くに電線や家屋、フェンスなどの障害物がある場合は、木の伐採費用が高くなります。
広い更地にポツンと立っている木なら、根元からバッサリ切り倒すだけで済みますが、住宅地ではそうはいきません。
木のすぐ近くに電線が通っていたり、隣の家の屋根が迫っていたり、高価なフェンスがあったりする場合、木をそのまま倒すことは不可能です。
この場合、木の上で切った枝や幹をそのまま下に落とさず、ロープで吊るしてゆっくりと地面に下ろす「吊り切り」という作業が必要になります。作業時間が長くなるうえ、枝を受け取る補助スタッフも必要になるため、費用が上がります。
10mの木を切ると、数百キロ〜トン単位の丸太や枝葉が出ます。木のある場所からトラックを停める場所まで距離がある場合、それを人力で何度も往復して運ばなければなりません。
階段や段差があるケースも同様です。 搬出作業だけに時間がかかり、スタッフを増員する必要が出てくるため、その分人件費が加算されます。

費用のイメージをより具体的にするために、よくある3つのパターンでシミュレーションしてみましょう。あくまで概算ですが、予算の目安として参考にしてください。
| 状況 |
|
|---|---|
| 作業内容 |
|
| 費用目安 | 100,000円〜150,000円 |
→重機を問題なく使え、切り落とした木の処理もスムーズに進むため、最もコストパフォーマンス良く処理できます。
| 状況 |
|
|---|---|
| 作業内容 |
|
| 費用目安 | 150,000円〜250,000円 |
→住宅密集地や重機が使えないシチュエーションでは、危険手当や技術料、人件費が加算され、ケース1の3倍近くの費用がかかることもあります。
| 状況 |
|
|---|---|
| 作業内容 |
|
| 費用目安 | 300,000円〜 |
→抜根は、伐採以上に大掛かりな作業です。10mクラスの木の根は地中深く広範囲に張っているため、掘り起こす費用がかかります。さらに、土がついた根は産業廃棄物として処理が難しいため、処分費が高額になります。

業者から見積書を受け取る際は、総額だけでなく内訳に着目する必要があります。
特に注意が必要なのが、オプション費用です。オプション費用は基本費用に含まれていないケースもあり、「思ったより高くなった」となりかねません。
また、思わぬところで「隠れコスト」が発生するケースもあります。見積もりを依頼する際は、以下の費用の有無について必ず確認してください。
前述のように、10mの木からは想像を超える量のゴミが発生し、これを産業廃棄物として適正に処理するにはコストがかかります。
業者によっては伐採費を安く見せて、処分費を高く設定している場合もあるので注意してください。「処分費込み」の金額なのか「別途費用が発生する」のかを必ず確認しましょう。
見積もりに抜根が含まれているかどうかも、確認すべきポイントです。 通常、「伐採」と言えば地面から上の部分を切ることを指し、切り株は残ります。もし更地にしたいのであれば、別途「抜根作業」が必要です。
抜根費用は現場状況により大きく異なるため、都度、業者へ確認が必要です。「とりあえず見た目がスッキリすればいい」という場合は、切り株にドリルで穴を開けて薬剤を注入し、時間をかけて腐らせる枯殺処理を依頼すれば、数千円で済むこともあります。
| 項目 | 内容と目的 | 費用の目安・業者の対応 |
|---|---|---|
| 整地(埋め戻し) | 【抜根後の穴埋め】 抜根後の地面の大きな穴を土や砂で埋め戻し、平らにならす作業 | 数千円〜
|
| お祓い(お清め) | 【気持ちの整理と儀式】 古くから巨木には精霊が宿るといわれており、伐採前の災い除けとして行う
| 0円 〜 30,000円
|
| 近隣挨拶 | 【トラブル防止】 チェーンソーの騒音や、トラックの駐車などで近隣に迷惑がかかるため、事前に挨拶回りを行って苦情のリスクを回避する | 無料(サービス) 多くの場合、業者が代行してくれる
|
伐採自体の見積もりに目が行きがちですが、作業の前後に関わる上記の費用も確認しておきましょう。 業者によって基本プランに含まれている場合と、完全別料金(または非対応)の場合があります。
関連記事:庭木伐採のお清め・お祓いのやり方を解説!自分でする方法や費用相場まで

費用を抑えたいからといって、10mクラスの木を自分で切るのは絶対にNGです。 訓練を受けていない一般の方が手を出すのはとても危険です。以下では、その3つのリスクを理由と共に解説します。
高さ10mの木を自分で伐採する場合、転落やチェーンソー事故のリスクが懸念されます。足場が不安定な木の上での作業で、片手で体を支えながら重いチェーンソーを扱うのは、熟練の職人でも緊張する瞬間です。
もしハシゴから落下すれば、命に関わる大怪我は避けられません。また、キックバック(チェーンソーが跳ね返る現象)により、顔や首を切ってしまう死亡事故も実際に発生しています。
(参考)厚生労働省:チェーンソーに関する労働災害発生状況
高さ10mの木を切り倒す際、狙った方向に正確に倒すには高度な計算と技術が必要です。 素人による作業では、予期せぬ方向に木が倒れ、隣の家の屋根を破壊したり、停めてある車を押しつぶしたりするリスクがあります。
数百万円単位の損害賠償を請求されることになれば、業者の伐採費用を大きく上回り、本末転倒です。
仮に奇跡的に自分で切れたとしても、次に待っているのは「ゴミ処理」の壁です。 多くの自治体では、太い幹や長い枝は「燃えるゴミ」として回収してくれません。
数トンに及ぶ木材を、何ヶ月もかけてゴミに出すか、自分でトラックを借りて処分場に持ち込む必要があります。その労力とレンタカー代を考えれば、最初からプロに任せたほうが安上がりで確実です。

DIYは危険ですが、プロに依頼しつつ費用を抑える方法はあります。以下で紹介する4つのコツを抑えておくことで、数万円の差が出るケースも少なくありません。ぜひ実践してください。
お住まいの地域によっては、倒木の恐れがある危険な木の伐採に対して補助金が出る場合があります。
「危険木除去補助金」「生垣設置助成金」「倒木防止対策助成」 といった名称で実施されていることが多いので、業者への依頼前に、まずは市役所のホームページや環境課の窓口で補助金の有無をご確認ください。
ケヤキやイチョウ、桜などの落葉樹を伐採する場合、12月〜2月頃の冬季に依頼するのがおすすめです。 理由は単純に「葉が落ちているから」で、葉が生い茂っている夏場の伐採はゴミの量が膨大になり、処分費が高くなります。
冬なら枝だけになるため、トラックの積載量に余裕ができ、処分費を抑えられる可能性があります。
また、冬場は造園業者の繁忙期を過ぎた1月〜2月頃なら予約を取りやすく、価格交渉に応じてもらいやすい場合もあります。
伐採した後の土地に「家を建てる」「駐車場にする」といった予定がないのであれば、無理に抜根をする必要はありません。前述のとおり、抜根は重機が必要な高額作業です。
「地面スレスレの位置で切ってください」と依頼すれば、根を掘り起こす費用がかからないため、総額を大幅に安く抑えられます。 残った切り株が邪魔なら、植木鉢を置いて台にするなど、ガーデニングの一部として活用することも可能です。
10mクラスの木の伐採を依頼する際は、1社だけで即決せず、必ず2〜3社から見積もりを取りましょう。 ここで重要なのは、金額の安さだけで選ばないことです。
費用と併せて、伐採方法や使用する重機などの提案内容の違いを比べてください。なぜその金額なのかを質問し、最も合理的で信頼できそうな業者を選ぶことで、追加費用のない適正価格での作業につながります。

数ある業者の中から「信頼できる1社」を見極めるためのチェックポイントをお伝えします。
10mの木は、業者にとっても難易度の高い案件です。後々のトラブルを避けるためにも、信頼できる業者を見極めるポイントを押さえておきましょう。
一口に「植木屋さん」と言っても、以下のように得意分野が異なります。
10mクラスの伐採で、特にクレーンが入れないような場所であれば、後者の「特殊伐採」の実績が豊富な業者を選ぶのが安心です。
ホームページの施工事例を見て、「大きな木を切った実績」が写真付きで載っているか確認しましょう。
賠償責任保険に加入しているかどうかは、最も重要な確認事項です。
どんなに熟練のプロでも、事故のリスクはゼロではありません。万が一、作業中に切った枝が飛んで隣の家の窓を割ったり、車を傷つけたりした場合、業者が請負業者賠償責任保険に入っていれば、保険で補償される可能性が高いです。
多くの伐採専門業者は保険に加入していますが、格安の個人業者などは注意が必要です。保険未加入の業者では、トラブルになった際に十分な補償が受けられず、施主であるあなたも責任を問われる恐れがあります。
契約前に必ず「損害保険には加入されていますか?」と確認しましょう。
見積書をもらったら、費用の内訳をチェックしましょう。「伐採工事一式 〇万円」としか書かれていない場合は、要注意です。
伐採費や処分費、重機回送など、内訳が明記されていれば、誠実な業者だと判断できます。
「一式」記載の場合、後で「根の処分は別料金です」「消費税は別です」などと言い訳されるリスクがあります。不明瞭な点は作業前に必ず質問し、書面で残してもらうようにしてください。
関連記事:伐採業者の選び方を徹底解説|費用相場や失敗しない悪徳業者の見分け方
最後に、10mクラスの巨木伐採に関するよくある質問と、その回答を紹介します。
伐採前に施主側が注意しておくべきは、ご近所への配慮です。当日はチェーンソーの音や木屑の飛散、作業車の駐車などで少なからず迷惑をかけます。
可能なら、作業日の数日前に「◯月◯日に木の伐採を行います」と一言挨拶をしておき、トラブルを未然に防ぎましょう。
以下の特徴に当てはまる業者への依頼は避けるべきです。
このような業者は、作業後に高額な追加料金を請求したり、不法投棄を行ったりするリスクが高いため、絶対に関わらないようにしてください。
遠方の空き家などの場合、立ち会いなしでの作業に対応している業者も多いです。その場合、作業前・作業中・作業後の写真を撮影し、メールやLINEで報告してもらえるサービスがあるか確認してください。
弊社でも、遠方のお客様向けに写真付き報告書での対応を行っております。
はい、可能です。ただし、以下の注意点を押さえておいてください。
2023年4月施行の民法改正により、越境した枝を隣人が切れる権利が緩和されましたが、基本的には木の所有者が責任を持って切る必要があり、隣家の敷地に入って作業をしなければいけない場合は、必ず事前にお隣の許可を取る必要があります。
(参考)e-Gov法令検索:民法
本記事では、10mを超える庭木の伐採について解説してきました。 費用相場は数万円〜数十万円と幅広く、重機の可否・周辺環境などの現地の状況によって大きく変動します。
「高いから」と放置すればするほど、木はさらに大きくなり、台風被害や近隣トラブルのリスクは増大します。一方で、ご自身での伐採は命に関わる危険な行為です。
伐採費用は決して安くはありませんが、「家族と近隣の安全を守るための必要な投資」と考えてみてください。
まずは信頼できそうな業者を2〜3社見つけ、現地調査を依頼することから始めましょう。正確な金額を知ることで、漠然とした不安は消え、「どうすれば解決できるか」が明確になるはずです。
弊社「北九緑土」では、難易度の高い高木の伐採実績も豊富にございます。 現地調査とお見積もりは無料で、どんな疑問でも丁寧にお答えします。無理な営業は一切いたしませんので、まずはお気軽にご相談ください。